2010年7月号  1ページ目

<他人の成長より、自分の成長に意識を向けるのは勝手でワガママか?>



他人の成長より自分の成長に意識を向けるというと、どうしてもそれは自分勝手なのでは、自己中心的すぎるのでは、それでは他人に対して思いやりがかけるのでは?と心配になってしまうかもしれません。

自分のことをさしおいてでも、他人に気を配るとか、他人の成長のためにいろいろと世話を焼くというのは一見美しい行為に見えます。

しかし、それは本当でしょうか?仮に本当だとしても、自分の成長にまったく意識が向いていない人が、他人の成長のために正しいアドバイスをしても、そもそも聞く耳をもってもらえるのでしょうか?説得力があるのでしょうか?的を得たことを言えるのでしょうか?自分が成長していなければ、相手に出来ることも進歩がないということにはならないでしょうか?まず、そんな疑問は後にとっておくことにしまして、自分の成長に意識をむけるとこんないいことがあるのでは?ということを幾つか見てみたいと思います。



[#]次へ<1/4>[*]戻る