2010年2月号 2ページ目
例@宝くじで高額のアタリが出た場合;これはアメリカの統計調査なのですが、高額のアタリを引いて、幸せになった人のほとんどはあたったとき、すでに同金額くらいの資産、貯蓄があるか、もしくはしっかりとした定職をもっており、貯蓄額が毎年順調に増えている人たちでした。
つまり、お金の稼ぎ方、貯め方、増やし方をすでに知っていた人達です。
なので、高額のアタリがでても、生活パターンを急に変えることもなかったのでしょう。
逆に定職をもっていなかったり、貯金のない人が当たった場合、急に生活が派手になったり、仕事をやめてしまったり、浪費したり、他人に狙われたり、アルコールに溺れたりして、
なんと平均で1−5年で全額を失っています。
その後、生活は元の水準に戻るかもしくはそれよりも下がってしまうようです。
なんか、宝くじに当たって余計に不幸になっています。
例Aお笑い芸人;一発なにかで当たって、実力以上に売れすぎるとそこから面白くなくなってしまう人がいます。
次のネタを仕込むでもなく、かといって独自の境地に進むわけでもありません。
そうこうしているうちに、あれ最近みないなーとなっていくのです。
一方で長くやってみえる芸能人の方々はそれぞれの独自の境地へ進んでゆかれます。
ビートたけし;ツービートで漫才→コント→番組司会、映画監督としては「キタノブルー」として世界的に有名。
紳助;紳助、竜介で漫才→コント→司会、番組のプロデュース、飲食店ビジネス、バイクチーム→司会を別で立てて、自分はコメンテーターという新しい形。
それでいて番組全体の雰囲気をつくる。
新撰組リアンのプロデュース。
爆笑問題;コント→大田光の私が総理大臣になったら…秘書田中、爆問学問(NHK)など時事問題、先端学問の世界をお笑いにする、併行して本の執筆、ラジオ番組も。
他にもさんまさん、タモリさんのようにそんなにかわらないトークではあるが、実は代わりがナカナカいないという存在感の方もいます。