2010年7月号  2ページ目

いいことその@;イライラしない→何かをやるときにイライラすることで得することはあんまりないのではと思います。

どうせならいい気分、充実した気分でやった方がいい結果が出ることが多いです。

そこで、例え他人との関わりの中であっても、「これを通じて自分は何を学ぶのだろうか?」というふうに意識するとイライラしにくくなり、他人の反応に一喜一憂しなくなります。

それは、他人の為にやっているのではなく、自分の成長の為にやっているからです。

相手の反応が悪いときは、「わざわざ私が成長するために、誰もがイヤがる悪役をやってくれてありがとうね」と思ってしまいます。

また、自分が学ぶためなのですから、相手をぞんざいに扱うこともありません。

それでは、自分が学べなくなってしまうからです。



いいことそのA;色々な価値観があることに気づく→世の中は分業制なので、自分が好きなことをやるためには、自分が苦手なことをやるのが好きな人が必要です。

そのためには皆が同じ考え方、価値観を持っていると都合が悪いことが多いです。

自分が成長したいと思っている人はそもそも自分が不完全であることを知っています。

そのため、他人を説得しようというよりも、他人の違った価値観を学びたいという気持ちになります。

他人の考え全てに共感する必要はなく、それなりにフーンと理解さえしておけば良いわけで、そのうち自分にピンとくるものだけを、チャッカリ取り入れておけばいいと考えます。



いいことそのB;自分に甘く、他人にキビシイのが治る→何かあったときに、「この問題において、相手はさておき自分がすると良い次の一手は何か」と考えるクセがつくと、相手がすべきことは一瞬で10個位思いつく人でも、自分がすべきこととなるとナカナカすぐには名案が思いつかないので、そもそも相手のダメなところを数え上げているヒマがなくなります。

もちろん、相手を無視するというではなくて、10個を言いたいのを、絞って1個位で済ませるようになります。

そうすると自然に自分の思考量と行動量が増えて、相手への要求が減ります。

人はもともと、自分に甘く他人にキビシイですが、思わず自分にツッコミをいれた結果自分にはキビシイ結果となり、行動も出来、また相手に言うことも絞ったことで相手に優しくなっています。

しかし元々自分に都合のいいように偏っていたワケなので、後で振り返るとこれで丁度いい位です。

結果「もっと、自分がやれることがあった」「相手に言い過ぎた」と後悔することが減ります。



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