2011年2月号 2ページ目
法則(3)幸運を期待する;運がいい人は
「自分が運がいい」
と思っているようです。
これは、自分は運がいいから、なんにもしなくてもいい、受身でも待っていればきっといいことがあるというのとは違うようです。
僅かなチャンスが来たとき
(法則1)
、成功の保証はないし、世間の後押しも期待できないが、虫の知らせではよさそうだ
(法則2)
そんなとき、えいやってみようという勇気の後押しのようなもの、それが自分の幸運を期待するということでしょう。
幸運を期待しているからこそ、行動が起こせるのでしょう。
法則(4)不幸を幸運に変える;運がいいと思っている人にもいくらでも不幸は生じます。
しかし、そこから災い転じて福となすという気持ちの切り替えが大変早いようです。
これらのことを頭にいれておくと、
「運がよかった」
「運が悪かった」
という話は大半の場合、どっちの人にも実はほとんど同じことが起こっていたといっても良いと思います。
同じことが起こっているのですが、
「そこから何に気付いたか?」
「そこからどんな行動をしたか?」
で運命は真逆になりうるという事です。
よくスゴク成功した人が、どん底の時にああいう経験があって、そのおかげであることに気付いて今があるんですと言われることがありますが、これもまさにそうですね。
同じ状況で全く逆のことを言う人を考えることもできます。
どん底なので最悪で手のうちようがなかった
(自分からの行動なし)
いいことなど何もなかった
(何かの兆しがあったかもしれないのに、気づいていない。
こころを閉ざしている)
さて、ここからは私たち自身に置き換えてみましょう。
今日起こるかもしれない小さな事件に対し自分がどんな行動をするのでしょうか?自分はどんな事に気付けるでしょうか?
(^^)