2010年9月号 3ページ目
<プライドのおかげでトクな人と、いつもプライドを傷つけられたーな人>
おかげな人、その@;自分からはゼッタイ、ネガティブな口癖は言わないというプライドをもった人には、なぜかラッキーなことが起こるのですが、これは脳科学的にもそのよう脳がそのポジティブな口癖の実現に向けてフル回転してしまうからと言われています。
そういう人は、いい経験かも、面白そう、〜から何を学べるのかな、やってみようなんかが口癖です。
一方、どうせ○○、たまたま、〜はまだ、してもらってない、〜されたなどの原因を他人に求める言葉、つまらない、やめておこう、どうせ、やらなくてよかった、なぜなら〜、みたいなやらなくてよかったが口癖の人は、それを実現しようと脳が全力でがんばっちゃうので、その口癖の予言通りになり、やっぱり、そうじゃん〜と、後で納得してしまいます。
そして、なんやかんや、プライドが傷つけられたーといえるネタ探しをしています。
原因はよそにあるように見えて、じつは自分の脳による自爆なんですね。
これは避けたいです。
おかげな人、そのA;いつも自分からネタをつくるんだというプライドをもった人は、何かをぼーっと待つのではなく、自分から動いてしまいます。
そしてアンテナの感度が抜群なので些細なことから、ヒントをよく得ます。
また、自分発のネタなので、失敗してもゼンゼンメゲないです。
いつも次のネタ探しに励んでいます。
一方指示待ち、他人のお誘い待ちの人は、常に誰かにほめられたり、かまわれていないとすぐションボリします。
チャンスに対するアンテナの感度はイマイチですが、傷つきやすさ、心の折れやすさの感度は敏感です。
おかげな人、そのB;自分で思いついたことや決めたことに対して、実際どんだけ自分がやっているかにプライドをもった人は、いつも自分に冷静なツッコミをいれています。
自分のやることリストを定期的に書き直しては、それをみなおしては、自分一人ミーティングみたいなことをしょっちゅうやっています。
それは、クヨクヨ、ウジウジとはゼンゼン違います。
自分の計画をペラペラしゃべって人に聞いてもらえただけで満足しないで、地道にこつこつとやり続けることに対してプライドをもっています。
うまくいかなければやり方はどんどん変えたりしますが、そうカンタンに投げ出すことは、プライドが許しません。
一方、他人がどれだけ自分を評価してくれているか、正当に、平等に扱ってくれているかに対してプライドが高い人は大体、行動の出し惜しみになります。
自分がやったことを、リアルタイムで100%評価してもらえないと、すぐプライドが傷ついてしまいます。