2010年11月号 3ページ目
<得意パターンの例、苦手パターンの例について>
恥をさらしますが、ちなみに僕のパターンはこんなふうでした。
その@;少人数または一人で行動するのが好き;昔から漫画ならゴルゴ13、ブラックジャック、ムーミンならスナフキンなど単独行動をする人たちに興味がありました。
学校の先生よりも、河合塾で指導をうけた予備校講師の先生の授業のウマさに感嘆し、来年の仕事の保証もないフリーランスな日々自己責任な生き方をみて、カッコいいなーとうなりました。
その後大学で授業にでて、あまりの授業のつまらなさに愕然としました。
個人的には団体行動が苦手で、集団とはつかず離れずで接しているときが、ストレスがなくうまくいきました。
大病院の仕事もそれはそれで面白かったのですが、大人数の中を政治力、社交性を駆使してうまく泳ぎ、自分の評価を実力以外の面でよくすることにはゼンゼン興味が湧きませんでした。
今のクリニックの仕事がより合っているのも、少人数の風通しのよいチームを作るのが好きだからです。
そのA;不当な扱いを受けるとナニクソと燃えてくるが、ほめられると図に乗って失敗する;一個も大学にうからなかったときはナニクソと燃えて、めずらしく一年勉強が続きました。
高校時代は宿題も奇数の番号だけやったり、回答を写していました。
失恋したときも、きっといつか何年後かに出会ったときに相手にしまったと思わせるくらい自分のレベルをあげようと思いヤル気がでて、立ち直れました。
そのB;王道なやり方でイバッテいる人がキライでした。
(王道なやり方で皆のために頑張っている謙虚な人はもちろんスキです。)
まさか自分が負けるわけがない、自分は安全域にいると思って威張っている人をギャフンと言わせようといつも思っていました。
そのために王道を研究して、その隙を突くゲリラ作戦を考え、実行し続ける人生は今も続いています。
形勢が悪くても、タンタンと一見ジミな手を打ち、最後はそ〜っとオセロで隅をとってから、ひっくり返すように勝ちにいくのに快感を覚えます。
相手の土俵で勝負しないように注意していました。
自分がいつの間にか多数派の一人になって、威張っていないか、視野狭窄に陥っていないかもいつも注意しています。